■3つの代謝

基礎代謝
基礎代謝とは、呼吸したり、内臓を機能させたり、体温を調節したりする「生きていくために最低限必要なエネルギー」をいいます。
だから、寝ているときやじっとしているときにもエネルギーが消費されていて、これが1日の総消費エネルギー量の約70％を占めています。

生活活動代謝
生活活動代謝とは、歩いたり、走ったり、身体を動かすときに消費されるエネルギーのことで、これが全消費量の約20%といわれています。

DIT（食事誘導性体熱産生）
DITは、食事をしたときの消化・吸収に消費されるエネルギーのことをいい、全体量の約10%を占めます。
つまり、全体の7割を占める基礎代謝量をアップさせれば、寝ていても消費エネルギー量が増えるということなのです。

ナガティのダイエット理論の基本は、基礎代謝、生活活動代謝、DITをそれぞれ高め、食べてもエネルギーをどんどん消費する、活動的でイキイキとした「代謝のいい身体」をつくることです。代謝のいい身体に生まれ変われば、無理なく、健康的にダイエットをすることができます。


意外と知らないダイエットの失敗法則
リバウンドのないダイエット法
運動は「がんばらない」
おいしく食べて代謝アップ